日本でも社内のグローバル化が進む中で、熾烈な外国人獲得競争が始まっています。インドネシアの人々は、真面目で成長を見込める人材がとても多く、企業にとって大きな存在になります。今回はインドネシア人を採用にするにあたっての知っておくべき情報を詳しくまとめたのでぜひ参考にしてください。
目次
インドネシアの労働市場について
インドネシアの法定労働時間について
インドネシア人の勤労意欲について
インドネシア人はイスラム教徒が多い
まとめ
新興国であるウンドネシアは、経済成長率5%と堅調に成長している。この背景には、内需主導型で個人消費が安定的である。
失業率が2006年以降減少傾向だが、失業率の52%が25歳未満の若年層になっています。失業率を下げるためにも、若年者の雇用対策の緊張緩和が必要。
インドネシアの労働時間は、1日8時間以内の週5日(40時間以内)の場合と、1日7時間以内の週6日(40時間以内)を選択することができます。
1日4時間以上の勤務になる場合、30分以上の休憩が必要になります。
時間外労働の場合は労働者の同意が必要と成ります。同意があれば、1日3時間以内で週14時間までの時間外労働が可能となります。
割増率が決まっていないため、労働者と雇用者との間で決められます。一般的には基本賃金の50%〜100%増しになるようです。
有給休暇は、勤務1年を経過すると12日間付与されます。同一企業での勤務が6年を超えると少なくとも2ヶ月の長期休暇が付与されます。
インドネシア人は、他のアジア諸国と同様にプライドが高く、出世欲が高いです。いち早く仕事を覚えて、一定の地位を持ちたいといった前向きの姿勢がうかがえる。仕事の覚えがはやいため、多くの仕事を任せることがマネージメントとして適切といえる。仕事を率先させるというより、仕事を適切に振ってあげることが必要だ。
出勤率が高さも魅力的です。欠勤が少ないのは、企業にとってとてもメリットと言えるでしょう。上下関係もしっかりとした真面目な一面もあるので、マネージメントしやすいでしょう。
インドネシアには、カトリックやプロテスタントが含まれる場合があり、多くはイスラム教徒です。社内を円滑に動かすためにも、イスラム教徒の習慣をしっかり理解する必要があります。
1日5回の礼拝や、断食の期間など社内で密接に関わってくる場面での、習慣もあるので気をつけましょう。
インドネシア人は、比較的職務遂行能力が高いとされており、企業にとっては欲しい人材である。人材育成の場面でも、大きな成長が見込めるであろう。そのためにも、インドネシア人とのコミュニケーションの環境を整える必要性がある。
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