中国の就職事情について

世界的にも大きな経済発展を遂げたとされる中国ですが、中国内部の就職事情は悲惨なものとなっております。

今回は、現在の中国における就職事情を詳しく紹介していきます。

目次
就職難
給与面
中国における階級社会
学歴格差
労働力人口の多さ
まとめ

就職難

中国における就職率は、大学を卒業しても3割程度となっており、かなりの就職難に陥っています。

中国の大学卒業者数が2001年において114万人であったことに対し、2018年においては820万人と大きな上昇を遂げました。

爆発的な人口増加に伴う需要増加に、労働者の受け入れが少ないという供給面の問題から、就職氷河期が起きています。

給与面

中国の年収を日本と比較すると、日本における大卒の初任給平均額は約20万円であることに対し、中国における大卒の初任給平均額は日本円で約8万円です。

大きな経済発展を遂げたとされる中国ですが、年収面で見ると日本よりもはるかに劣ります。

中国における階級社会

階級社会である中国には、「農村戸籍」と「都市戸籍」と呼ばれる2種類が設けられており、農村戸籍を持つ人々は都市に引っ越すことができません。

大学入学時に一時的に都市戸籍が与えられますが、卒業時には農村戸籍に戻されてしまいます。

中国において、このような階級制度を抜け出すには、有名大学に入る、または公務員になるなどとても狭い道となっています。

しかし、いずれにおいても、少数のエリートのみにしか開かれていないため、難しいものとなっています。

学歴格差

日本においても就職の際に学歴が重要視されますが、中国の学歴格差は悲惨なものとなっています。

有名大学に入れば、大手企業に就職することができます。しかし、大学進学率が上がっていますが、有名大学以外の大学を卒業しても就職することができないことが現状です。

このような現状から、中国ではなく外国での就職を希望している人が多いです。

労働力人口の多さ

中国が就職難に陥っている原因として、若者が高齢者層よりも多いということが挙げられます。

日本は現在経済成長が低迷していますが、就職難ではなく逆に売り手市場と呼ばれています。その要因として少子高齢化による若者の現象が挙げられます。

中国は、急激な経済成長を遂げたのですが、少子高齢化に陥っておらず逆に若者の数が多すぎ、また比べて経済規模は2倍にしかなっていないため就職が困難となっています。

まとめ

このように中国は現在就職氷河期に陥っており、国内での就職が困難な状況です。

したがって、中国人の海外進出が多く進んでおり、日本においても多数の中国人エンジニアなどが出稼ぎに来ているという現状があります。

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